2008年02月16日

次世代DVDは Blu-ray に決定

次世代DVDはブルーレイで決定しそうだ。本日HD-DVDを推進していた東芝がHD-DVDからの撤退に向けて調整に入ったようだ。今年に入ってワーナーブラザースがコンテンツの提供をブルーレイに一本化することを発表したのが決定打になったようだ。

次世代DVDとは青色レーザーを利用したDVDよりも大量の情報を記録できるメディアで、同じ青色レーザーを利用していても、ソニー、松下などが推進する Blu-ray と 東芝などが推進する HD-DVD の2つに別れていた。
簡単に特徴を説明すると、Blu-ray の方が片面2層で 54GB 大容量に比べて、HD-DVD は 32GB と劣っていた。じゃあ HD-DVD のいいところはどこかというと、記録層が今までの DVD と同じ 0.6mm にあるので、今までの製造設備が利用できてコストが安くすむというものだった。(Blu-ray は記録層が0.1mmにあるのでキズに弱いという指摘もある。)

まあ、これだけ聞いても、Blu-ray に軍配があがるのは予想されること。だって製造コストっていうのは企業努力でどうにかするものだし、消費者にとっては記録容量が大きいほうがメリットであるに決まっている。
よく HD-DVD は DVD との互換性に優れていると思っている方がいらっしゃるようだけれど、それは間違いではないけれど正しくもない。それはメーカーにとっての互換性であって、消費者にとっての互換性ではないからだ。事実ブルーレイ対応のドライブで DVD も読み込めるではないか。

あと Blu-ray というネーミングも勝敗を決めた要因であると思う。なんといっても覚えやすく新しい技術であることが、末端の機械に詳しくない消費者にもよく伝わる。それに比べて HD-DVD は DVD との互換性を重視してあえて DVD という言葉を入れたのだと思うが、インパクトがないし、しかも覚えにくい。HD-DVD なんだか DVD-HD なんだか未だに迷うくらいだ。

ただ地上デジタル放送が始まって、ハイビジョン放送が主流になっていく中での録画メディアとして Blu-ray がすぐに普及するかというと微妙である。なぜならそれはデジタル放送にかけられたコピーワンス信号。緩和する方向にあるみたいだけれど、それがどうにかならないことには Blu-ray 対応のレコーダーを購入しようとはわたしは思わない。

 ブルーレイHD DVDDVD
記録・再生の光源青紫色レーザー赤色レーザー
ディスク直径12cm
ディスクの厚さ1.2mm
ディスク表面から記録層の距離0.1mm0.6mm
最大記録容量/1層27GB20GB4.7GB
最大記録容量/2層54GB32GB8.5GB
詳細情報ソニー ブルーレイテクノロジーHD DVDプロモーショングループ-
posted by あんず at 23:01 | コラム